S&P500 ヒートマップ
5%以上上昇したS&P500構成銘柄
- HOOD:Robinhood Markets, Inc.(金融) +10.35%
株価は急騰した。市場全体が「リスクオン」モードにシフトする中、暗号資産(仮想通貨)市場の反発が強い追い風となった。同社の収益はリテール投資家の取引活動や仮想通貨取引に深く依存しており、ボラティリティの回帰による取引手数料収入の増加期待が買いを誘った。また、アナリストによる収益予想の上方修正も投資家心理を強気にさせた。だ。 - MU:Micron Technology, Inc.(先端技術) +9.17%
大幅続伸となった。中東情勢の緊張緩和期待からサプライチェーン停滞懸念が和らぎ、半導体セクター全体に買い戻しが入った。特にメモリ需要の底打ち感に加え、次世代AI向け高帯域幅メモリ(HBM)の増産体制が順調であるとの観測が浮上。競合他社に対する技術的優位性と、データセンター向け出荷の回復が業績を大きく押し上げるとの見方が強まった。だ。 - DAL:Delta Air Lines, Inc.(交通・輸送) +6.94%
力強く上昇した。原油先物価格の下落を受けて燃油コスト削減への期待が高まったほか、夏季休暇シーズンに向けた予約状況が極めて堅調であることが好感された。米国内の旅客需要がパンデミック前を上回るペースで推移しており、プレミアムクラスの好調な販売が利益率を改善させるとの楽観的な見方が株価を押し上げる原動力となった。だ。 - AXON:Axon Enterprise Inc(先端技術) +5.90%
上昇した。ナッシュビルで開催された顧客カンファレンスにて、最新のAI搭載製品群(Axon VisionやAxon Assistant等)を発表したことが材料視された。特に警察業務の報告書作成を自動化するAIツール「Draft One」への高い需要が、同社のソフトウェア・サービス部門の成長を一段と加速させると評価された。アナリストが目標株価を維持し、成長性を再確認したことも寄与した。だ。 - COIN:Coinbase Global, Inc.(金融) +5.66%
大幅高を記録した。ビットコインをはじめとする主要な暗号資産価格の反発に連動した。地政学リスクによる避難資金の一部がデジタル資産へ流入したことに加え、現物ETFへの資金流入再開が市場の流動性を高めている。世界的な規制環境の整備が進む中で、同社の市場支配力と取引プラットフォームとしての堅牢性が改めて評価され、投資資金が集中した。だ。 - ARES:Ares Management Corporation(金融) +5.56%
堅調に推移した。オルタナティブ資産(代替資産)への投資需要が拡大する中、同社の運用資産残高(AUM)の伸びが市場予想を上回るペースで続いていることが評価された。プライベートクレジット市場での存在感が高まっており、金利高止まり局面でも安定した手数料収入を確保できる収益構造が投資家に選好された。配当利回りの高さも下支え要因となった。だ。 - TDG:TransDigm Group Incorporated(先端技術) +5.15%
値を上げた。発表された2026年度第1四半期決算が、売上高・EPSともに市場予想を上回り、通期の業績見通し(ガイダンス)を上方修正したことが好感された。航空機向けの補修部品(アフターマーケット)需要が極めて旺盛であり、OEM向けの出荷も航空機生産ペースの回復に伴って二桁成長を記録。独占的な製品群による高い価格決定力が利益率を維持している点が改めて確認された。だ。
5%以上下落したS&P500構成銘柄
- AKAM:Akamai Technologies, Inc.(先端技術) -6.43%
株価は大幅に下落した。クラウドおよびセキュリティ部門への投資拡大に伴うコスト増が嫌気された。将来の成長に向けたインフラ投資やAI戦略「Inference at the Edge」への期待はあるものの、短期的には利益率の圧迫や設備投資(CAPEX)負担の増大が懸念されており、投資家が収益見通しを慎重に再評価したことが背景にある。だ。 - APA:APA Corporation(エネルギー) -6.23%
厳しい下げとなった。市場全体で地政学リスクへの警戒感が和らいだことで、原油先物価格が下落し、収益悪化を懸念した売りが先行した。また、同社特有の生産コスト増や在庫調整への不透明感も重石となった。これまで原油高を背景に買われていた反動もあり、エネルギーセクター全体が軟調となる中で、特に調整売りに押される展開となった。だ。 - WFC:Wells Fargo & Company(金融) -5.70%
下落した。発表された2026年度第1四半期決算において、調整後EPSが1.56ドルと市場予想の1.58ドルに届かなかったことが嫌気された。純金利収入(NII)や投資銀行部門の収益が期待を下回ったことに加え、営業費用の上昇や不良債権比率の悪化(ノンパフォーミング・アセットの増加)が重石となり、決算後の失望売りを招いた。だ。
セクター別騰落率
4月14日の米国株式市場は、前日のリスクオフムードから一転し、多くのセクターで買い戻しが進む堅調な展開となった。中東情勢への過度な警戒感が和らいだことで、これまで売られていたグロース株を中心に資金が回帰した一方、原油安を受けてエネルギーセクターが独歩安となるなど、セクター間での明暗が分かれる一日であった。
- 通信サービス(Communication Services) +2.88%
セクター別で最大の上昇を記録した。大手プラットフォーム企業を中心に広告収益の改善期待が高まったほか、地政学リスクの緩和に伴うグロース株への資金流入が加速した。市場全体を牽引する力強い伸びを見せ、センチメントの改善に大きく寄与した。だ。 - 一般消費財(Consumer Cyclical) +2.21%
大幅な反発となった。インフレ懸念が一部後退したことで、家計の購買力低下に対する過度な不安が和らぎ、小売や自動車関連銘柄に買いが入った。景気後退リスクを織り込みすぎていた反動もあり、投資家のリスク許容度が回復したことが鮮明となった。だ。 - 先端技術(Technology) +1.66%
堅調に推移した。米長期金利の上昇が一服したことを受け、半導体やソフトウェアなどの高PER銘柄に買い戻しが広がった。AI関連の成長期待も根強く、エヌビディアなどの主力株が指数を押し上げる原動力となり、セクター全体を押し上げた。だ。 - エネルギー(Energy) -2.05%
全セクターの中で唯一、2%を超える大幅な下落となった。中東での供給途絶懸念が後退したことで原油先物価格が急落し、石油・ガス開発関連銘柄に強い売り圧力がかかった。前日までの上昇に対する利益確定売りも重なり、独歩安の展開となった。だ。
主要3指数の動き
- S&P 500(6,967.38、+1.18%)
前日の下落を打ち消し、力強く反発した。週末の米国・イラン間の交渉決裂を受け、一時はリスクオフムードが広がったものの、トランプ大統領が新たな和平交渉の可能性を示唆したことで投資家心理が劇的に改善。終値ベースでセッション高値圏まで買い進まれ、紛争開始以来の損失をほぼ取り戻す勢いを見せている。大型テック株や金融株の上昇が指数を大きく押し上げた。 - Dow Jones Industrial Average(48,535.99、+0.66%)
前日比317ドル高と続伸した。中東情勢の緊張緩和への期待から、リスク資産への資金回帰が鮮明となった。決算発表シーズンが本格化する中、シティグループが予想を上回る利益を計上し、20年来の高値まで買われたことが金融セクター全体の支えとなった。一方で、純金利収入の見通しが嫌気されたウェルズ・ファーゴが大幅安となるなど、決算内容による銘柄選別も進んでいる。 - NASDAQ Composite(23,639.08、+1.96%)
主要3指数の中で最大の上昇率を記録し、10営業日連続の続伸となった。これは2021年以来の最長記録である。米10年債利回りの上昇が一服し、ドル高に歯止めがかかったことが、高PERな成長株に強い追い風となった。半導体セクターや大型プラットフォーム企業への買い戻しが加速しており、地政学リスクの低減を背景に「FOMO(取り残されることへの恐怖)」による追随買いも観測されている。
ドル円の動き
4月14日のドル円相場は、前日の円安進行から一転し、反落する展開となった。中東情勢の緊張緩和への期待から、米長期金利の上昇が一服。これを受けて日米金利差を意識したドル買い・円売りの勢いが和らぎ、一時159円台に乗せていた相場は158.8円近辺まで押し戻された。為替介入への警戒感も根強く、利益確定の円買いが優勢となった。
原油先物・米10年国債利回り・VIX・金先物の動き
- Crude Oil May 26(91.85、-7.30%)
大幅に続落した。米国とイランが和平交渉を延長するとの期待が高まったことで、中東情勢の緊迫化に伴う供給途絶懸念が和らぎ、リスクプレミアムが剥落した。また、米国が一部のロシア産原油取引を許可したことも下押し圧力となった。IEAが需要見通しを引き下げたことも加わり、100ドルの大台を大きく割り込む展開となった。 - CBOE Interest Rate 10 Year T No(4.2560、-0.95%)
米10年債利回りは低下した。地政学リスクの緩和期待から「質への逃避」としての債券買いは一服したものの、原油価格の急落を受けて将来のインフレ懸念が後退し、債券価格が押し上げられた。利回りは一時4.3%を割り込み、3月中旬以来の低水準を記録。金利低下が株式市場、特にグロース株への資金回帰を促す要因となった。 - CBOE Volatility Index(18.36、-3.97%)
「恐怖指数」と呼ばれるVIX指数は低下し、節目の20を下回った。中東での和平交渉再開のニュースが市場の不透明感を払拭し、投資家のリスク許容度が急速に回復したことが背景にある。主要指数の力強い反発とともに、パニック的な売り圧力が沈静化したことを示す動きとなった。 - Gold Jun 26(4,864.60、+2.04%)
金先物価格は上昇した。米長期金利の低下とドル安の進行を受け、金利を産まない資産である金の相対的な魅力が高まった。地政学リスクが幾分和らいだものの、依然として不透明な国際情勢を背景とした安全資産としての需要は根強く、押し目買いが優勢となった。ドル指数の軟化が、ドル建てで取引される金価格を押し上げる原動力となった。
私の米国株ポートフォリオ +1.09%(前日比)
今日からは、日本市場で取引可能な円建ての米国株投資銘柄を中心に、私のポートフォリオの動きを振り返ります。本日の前日比は+1.09%となり、前日の不透明感を払拭するような心地よい反発となりました。
保有銘柄の中では、特にハイテク株主体の「iFreeETF FANG+(316A)」が突出して好調で、25日移動平均乖離率も+5.75%と非常に強い勢いを感じさせます。また、S&P500に連動する「MAXIS 米国株式(2558)」や「eMAXIS Slim」などの主力銘柄も底堅く推移し、着実にリターンを積み上げてくれました。
配当戦略として選んでいる「iシェアーズ 米国連続増配株 ETF(2014)」や「楽天・シュワブ(91312249)」などは、グロース株ほどの爆発力はありませんが、市場のボラティリティに対するクッションとして安心感のある存在です。本日は為替がわずかに円高方向へ動いたため、円建てでの利益は多少抑えられた格好ですが、それでも1%を超える上昇となったことは、分散投資の成果がしっかりと現れた結果だと感じています。日本円で自分が経営する会社の資産が増えていく様子をダイレクトに把握できるのは、やはり日々のモチベーションに繋がります。
経済指標発表 結果
- NFIB中小企業楽観指数(3月)
指数の結果は95.8となり、前月の98.8や市場予想を大幅に下回り、過去11ヶ月で最低の水準を記録した。エネルギー価格の高騰によるコスト増が小規模事業者の利益を圧迫し、将来の景況感や収益見通しが大きく悪化している。採用意欲の減退や在庫投資の抑制が示唆されており、経済の先行きに対する事業者の強い警戒感が浮き彫りとなった。 - 生産者物価指数(PPI)(3月)
前年比の結果は4.0%となり、市場予想の4.6%を大きく下回った。前月比でも0.5%の上昇に留まり、卸売り段階でのインフレ圧力が想定以上に鈍化していることが示された。ガソリン価格の上昇が全体を押し上げたものの、サービス価格が横ばいとなったことが抑制要因となった。インフレ沈静化への期待から、FRBによる利下げ観測を後押しするポジティブな内容となった。 - コア生産者物価指数(3月)
食品とエネルギーを除いたコアPPIは前年比3.8%となり、予想の4.2%を下回る結果であった。前月比でも0.1%の上昇と、予想の0.4%を大幅に下回っており、基調的なインフレの落ち着きが鮮明となった。変動の激しい項目を除いても物価の伸びが抑制されている事実は、インフレが粘着性を失いつつあることを示唆している。米長期金利の低下を促し、グロース株への追い風となる好材料となった。 - 米国石油協会(API)週間原油在庫
週間原油在庫は610万バレルの大幅な積み増しを記録した。市場予想では130万バレルの取り崩しが見込まれていたため、予想に反して供給過剰感が強まる結果となった。中東情勢の緊迫化に伴う和平交渉の進展期待と相まって、原油先物価格に強い下押し圧力をかける要因となった。エネルギー価格の下落はインフレ抑制に寄与するため、株式市場全体にとっては好意的に受け止められた。
主要銘柄の決算発表結果
- JPM:JPMorgan Chase & Co.(金融)
第1四半期決算は、1株当たり利益(EPS)が5.94ドルとなり、市場予想の5.44ドルを大きく上回った。売上高も498.4億ドルと予想を上回り、投資銀行部門の手数料収入が前年比28%増と好調に推移したことが寄与した。しかし、株価は0.82%の下落となった。これは、堅調な決算内容が事前に織り込まれていたことに加え、エネルギー価格の上昇に伴うリスク加重資産(RWA)の増加や、将来的な純金利収入(NII)の見通しに対する慎重な見方が重石となったためである。 - JNJ:Johnson & Johnson(ヘルスケア)
EPSは2.70ドル、売上高は241億ドルとなり、ともに市場予想を上回る堅実な結果となった。製薬部門における主力製品の販売伸長に加え、医療技術(MedTech)セクターでの新製品投入が収益を押し上げた。株価は0.90%上昇し、不透明な相場環境下でディフェンシブ銘柄としての安定感を示した。訴訟関連の不確実性は残るものの、強固なキャッシュフローと配当維持能力が改めて評価され、投資家の信頼を繋ぎ止める形となった。 - WFC:Wells Fargo & Company(金融)
EPSは1.60ドルと予想の1.58ドルを上回ったものの、売上高が214.5億ドルに留まり、市場予想の217.6億ドルに届かなかった。この売上未達に加え、不良債権に対する引き当てコストの増加や、純金利収入の伸び悩みに対する懸念が噴出し、株価は5.67%の大幅下落を記録した。長引く資産上限規制の影響も依然として足かせとなっており、競合他社が好決算を出す中で、同社の収益改善ペースの遅さが嫌気される格好となった。 - C:Citigroup Inc.(金融)
EPSが3.06ドルと予想の2.63ドルを大幅に超過し、売上高も246億ドルと予想を上回るサプライズ決算となった。組織再編によるコスト削減効果が鮮明になり始めたほか、市場取引部門や投資銀行業務が想定以上の収益を上げた。株価は2.61%上昇し、経営陣が進める構造改革の進展に対する市場の確信が強まったことを示唆している。これまで低迷していたバリュエーションの修正を期待する買いが、決算を機に加速した。 - BLK:BlackRock, Inc.(金融)
EPSは12.53ドル(予想11.48ドル)、売上高は67億ドル(予想64.3億ドル)と、市場の期待を大きく上回る好決算を叩き出した。運用資産残高(AUM)が過去最高水準を更新し続ける中、iシェアーズETFへの巨額な資金流入や、AIを活用した投資プラットフォーム「アラジン」の契約増が収益を牽引した。株価は3.02%上昇し、資産運用業界における圧倒的なシェアと、テクノロジーによる収益構造の多角化が改めて高く評価される結果となった。 - KMX:CarMax, Inc.(一般消費財)
調整後EPSは0.34ドルと予想の0.18ドルを上回ったが、株価は15.12%という記録的な大暴落に見舞われた。GAAPベースでは、のれんの減損処理や構造改革費用により1株当たり0.85ドルの純損失を計上したことが大きな衝撃を与えた。さらに、販売台数維持のために価格引き下げ戦略を強化したことで、利益率(マージン)が大幅に圧縮されるとの懸念が強まった。中古車市場全体の冷え込みと競争激化が、同社の収益基盤を揺るがしている現状が浮き彫りとなった。
主な経済ニュース
- 卸売物価指数(PPI)が予想を下回る伸び
3月の生産者物価指数(PPI)は前年比4.0%上昇となり、市場予想の4.6%を大幅に下回った。前月比でも0.5%の上昇に留まり、インフレ圧力が卸売り段階で着実に鈍化していることが示された。この結果を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待が再燃し、米長期金利の低下を招いた。株式市場、特にグロース株への追い風となっている。(Reuters:04/14) - トランプ氏がイランとの和平交渉を示唆
トランプ大統領が週内にイランとの和平交渉を再開する可能性を示唆したことで、中東情勢の緊張が急速に緩和した。供給途絶懸念の後退から原油先物価格は一時7%を超える大幅下落を記録し、地政学的なリスクプレミアムが大きく剥落した。市場は「有事の売り」から一転してリスクオンの姿勢を強め、主要指数の押し上げ要因となった。(Bloomberg:04/14) - 金融大手の決算は明暗が分かれる展開
JPモルガンやシティグループ、ブラックロックなどが発表した第1四半期決算は、軒並み利益が市場予想を上回った。投資銀行部門の回復が鮮明となる一方、ウェルズ・ファーゴは売上高の未達や不良債権比率の上昇が嫌気され大幅安となった。金利高止まり局面における収益構造の強靭さと、将来の純金利収入に対する見通しの差が株価の明暗を分ける格好となった。(Wall Street Journal:04/14) - ナスダックが10営業日連続の続伸
ナスダック総合指数は1.96%上昇し、2021年以来の最長記録となる10営業日連続のプラスで引けた。米長期金利の低下により大型テック株への買い戻しが加速しており、エヌビディアなどの半導体関連株が指数を牽引している。地政学リスクの低減とインフレ鈍化の兆しが重なり、投資家の「持たざるリスク」を意識した追随買いが相場を支えている。(Investing.com:04/14) - 中小企業楽観指数が11ヶ月ぶりの低水準
3月のNFIB中小企業楽観指数は95.8と、前月の98.8から大幅に悪化した。エネルギー価格の上昇によるコスト増が利益を圧迫しており、将来の収益見通しや事業拡大への意欲が減退していることが浮き彫りとなった。マクロ経済の不透明感から、中小企業経営者の間で慎重姿勢が広がっており、景気後退への懸念が根強く残っていることを示唆している。(FOX Business:04/14) - 原油先物価格が供給不安後退で急落
WTI原油先物価格は前日比7.30%安の91.85ドルと記録的な下げとなった。イランとの和平交渉進展期待に加え、API週間原油在庫が予想外の大幅増となったことが需給緩和意識を強めた。100ドルの大台を窺っていたエネルギー価格の急落は、企業のコスト負担軽減や消費者の購買力回復への期待に繋がり、株式市場全体の下支え要因となった。(Reuters:04/14) - 中古車販売大手カーマックスが15%超の暴落
カーマックス(KMX)が発表した決算では、特別損失の計上により純損失に転落したことが投資家に衝撃を与えた。販売台数を維持するための価格引き下げが利益率を圧迫しており、中古車市場の需要減退が鮮明となっている。この急落は一般消費財セクター全体への冷や水となり、高金利環境下での耐久消費財への需要低迷が改めて意識される結果となった。(Bloomberg:04/14) - 米長期金利が4.3%を割り込み低下
米10年債利回りは4.2560%まで低下した。予想を下回るPPIデータがインフレ鈍化の確信を強めたほか、原油価格の下落が将来の物価押し下げ要因として意識された。金利低下は将来の収益を割り引くグロース株にとってポジティブに作用し、先端技術セクターへの資金流入を加速させている。FRBによる利下げ時期の再検討が市場の焦点となっている。(Financial Times:04/14) - IEAが世界原油需要見通しを引き下げ
国際エネルギー機関(IEA)は、中国の経済活動停滞や先進国のエネルギー効率向上を背景に、2026年の世界原油需要見通しを下方修正した。中東紛争による供給不安が注目される中での需要減退予測は、原油価格の急落をさらに加速させる要因となった。脱炭素化の進展や電気自動車の普及も長期的な需要抑制要因として挙げられており、エネルギー関連株の重石となった。(Reuters:04/14) - FRB高官らが慎重ながらもデータ重視を強調
グールズビー・シカゴ連銀総裁ら複数のFRB高官が講演を行い、インフレ率が目標の2%に回帰するまで高い金利水準を維持する姿勢を改めて示した。一方で、発表されたPPIなどの経済データが想定より弱含みであることも認識しており、今後の金融政策決定は「データ次第」であることを強調した。市場では、利下げ開始時期が6月から年後半にずれ込むとの観測も根強い。(Wall Street Journal:04/14)
経済指標発表予定
以下の経済指標が発表される予定です。
主要銘柄の決算発表予定
以下の主要銘柄の決算発表がなされる予定です。
おわりに
4月14日の米国市場は、前日の緊張感から一転して力強いリバウンドを見せました。特にNASDAQが10営業日連続で上昇し、2021年以来の最長記録を達成したことは、投資家のセンチメントが大きく改善している証と言えます。中東情勢の緩和期待による原油安や、予想を下回るPPIがインフレ懸念を後退させ、グロース株への力強い追い風となりました。金融大手の決算も本格化し、銘柄選別が進む中で市場の活気が戻りつつあります。地政学的な火種は依然として残りますが、冷静に情報を整理し、自身の戦略を貫くことが重要です。
日毎の成果や結果に一喜一憂せず、長期投資を目指して共に学び成長していければ嬉しいです。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
投資は自己責任にてお願いします。
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらご覧いただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私の推奨ではないことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とドル円: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
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