9月25日 テクノロジー

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🌍 産業用ロボット、世界の稼働台数が500万台に

国際ロボット連盟(IFR)が24日に発表した2025年の統計では、世界の工場で稼働する産業用ロボットは約500万台、前年比9%増でした。2025年に新たに導入された台数は60万台超で、前年比11%増です。「500万台」は累計の稼働台数、「60万台超」は1年間の新規導入台数を指します。(IFR 9/24)https://ifr.org/ifr-press-releases/news/five-million-robots-now-operate-in-factories-globally

新規導入は中国35万4,000台、米国約3万8,500台、日本3万6,219台、韓国約3万台、インド約1万500台でした。中国は世界の導入台数の59%を占めます。一方、日本の導入台数は前年比19%減でした。世界市場の拡大が、そのまま日本国内の設備投資拡大を意味するわけではありません。(IFR 9/24)https://ifr.org/ifr-press-releases/news/five-million-robots-now-operate-in-factories-globally

IFRは2026年の世界の新規導入を65万5,000台と予測しています。日本の投資家が確認できる関連銘柄は、産業用ロボットを手がけるファナック(6954)と安川電機(6506)です。ただし、今回の統計だけで両社の受注増を判断することはできません。(IFR 9/24)https://ifr.org/ifr-press-releases/news/five-million-robots-now-operate-in-factories-globally

🇺🇸 Google、AI半導体を宇宙で試す段階へ

Googleは、衛星上でAI向け半導体「TPU(AIの計算に特化した半導体)」を動かす計画について、試験衛星の打ち上げ準備を明らかにしました。まず調べるのは、打ち上げ時の振動や宇宙の放射線、真空中での冷却に半導体が耐えられるかです。宇宙にデータセンターが完成したという発表ではありません。(Google 9/24)https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/google-research/google-project-suncatcher-facts/

太陽光を利用できる宇宙空間は電力面で魅力がありますが、真空中では空気で熱を逃がせません。今回の焦点は、AIの計算能力を増やす前提となる冷却と耐久性を、実際の宇宙で確かめられるかです。関連上場企業はGoogleの親会社Alphabet(GOOGL、GOOG)です。(Google 9/24)https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/google-research/google-project-suncatcher-facts/

🇺🇸 糖尿病による眼疾患の新薬、既存薬に劣らない効果

米メルクの開発薬「レミグロミグ」は、糖尿病黄斑浮腫(糖尿病で網膜がむくみ、視力が低下する病気)の患者984人を対象とした52週間の治験で、視力改善について既存薬に劣らないという主要目標を達成しました。傷んだ血管から液体が漏れるのを抑える、新しい仕組みの注射薬です。(Reuters 9/24)https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/mercks-eye-disease-drug-meets-main-goal-trial-2026-09-24/

ただし、網膜の血管に関する問題によって治療を中止した割合は、比較対象の既存薬より高く、詳しい安全性の確認が残ります。現時点では承認薬ではありません。メルクは2024年に眼科領域の企業EyeBioを買収しており、この薬は買収した開発品です。関連上場企業はメルク(MRK)です。(Reuters 9/24)https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/mercks-eye-disease-drug-meets-main-goal-trial-2026-09-24/

今日の見方

最も実需を示しているのはロボット統計です。宇宙AIは実証の入口、新薬は効果の目標達成後に安全性を詳しく確かめる段階にあります。投資対象として追うなら、まずロボットメーカーの地域別受注が世界の導入増に沿って伸びるかを確認したいところです。

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