🇮🇷🇺🇸 ホルムズ海峡:段階的な再開案を協議
米国とイランの交渉関係者が、イランによるホルムズ海峡の通航再開と、米国による対イラン経済封鎖の解除を段階的に進める案を協議しています。ただし、どちらも先に交渉上の切り札を手放したくないため、合意は未成立です。海峡の通航が実際に回復するかが、原油価格への影響を判断する分かれ目です。(Reuters 9/24)記事へのリンク
🇸🇦🇾🇪 紅海側の石油輸出:ヤンブー周辺でも警戒
サウジアラビア側は、イエメンのフーシ派が発射した弾道ミサイル6発を迎撃したと発表しました。フーシ派は首都リヤドと紅海側の石油輸出港ヤンブーにあるサウジアラムコ施設への攻撃を主張していますが、ヤンブー施設の被害は確認されていません。ホルムズ海峡を避ける輸出ルートでも、攻撃と輸送費の上昇が懸念されています。(Reuters 9/24)記事へのリンク
サウジ産原油をヤンブーから運ぶタンカーの戦争危険保険料は、船舶価値の約3%と提示され、7月初めの1%未満から上昇しました。これは業界関係者への提示料率であり、実際の契約料率とは異なる場合があります。サウジが東西パイプラインで紅海側へ迂回させていた原油は、日量約400万バレル、世界供給の約4%に相当します。(Reuters 9/24)記事へのリンク
🇨🇳🇺🇸🇹🇼 米中首脳会談:台湾向け武器売却が争点
ワシントンでの米中首脳会談では、習近平国家主席が米国に「台湾独立」への反対を求めたと、中国側が発表しました。米国側の会談結果の説明は、報道時点では出ていません。中国国防省は会談に先立ち、米国に台湾向け武器売却を慎重に扱うよう要求しました。約140億ドル規模と報じられる追加の武器売却案件の扱いが、台湾海峡の安全保障を測る焦点です。(Reuters 9/24)首脳会談の記事へのリンク、(Reuters 9/24)武器売却の記事へのリンク
🇩🇰🇷🇺🇪🇺 欧州:ロシアによる妨害活動への警戒を強化
デンマークの国防情報機関は、ロシアが今後数カ月に欧州での妨害活動などを増やす可能性があると評価しました。ロシアと国境を接する北大西洋条約機構(NATO)加盟国への限定的な軍事攻撃については、「低いが高まりつつあるリスク」としています。NATOの欧州連合軍最高司令官は、妨害事件などへの対応として加盟国間の情報共有を強化していると述べました。これらは将来のリスク評価であり、攻撃の発生を示すものではありません。(Reuters 9/24)デンマークの評価へのリンク、(Reuters 9/24)NATOの記事へのリンク
🇰🇵🇯🇵🇰🇷 北朝鮮:核実験停止の要求を拒否
北朝鮮外務省は、核実験の停止を求める国際的な声明を拒否しました。外相も、自国の核保有国としての地位は変わらないとの立場を示しています。新たな核実験が行われたという報道ではありません。(Reuters 9/24)記事へのリンク
📈 米国・日本の経済と株式市場への影響
- 市場全体:ホルムズ海峡と紅海側ルートの輸送制約が長引けば、原油・燃料価格を通じて米国と日本の物価や金利に影響する可能性があります。
- 影響を見守るセクター:石油・ガス、海運、航空、運輸、化学、防衛、半導体。
- 注目銘柄:サウジアラムコ(2222・サウジ市場)はヤンブーの輸出状況、BP(BP.L)とシェル(SHEL.L)は原油価格の変動に注目です。個別株が今後上昇・下落するとの予測ではありません。